私が住む韓国は不動産バブルが起きていると言われており、「そのバブルはもう終わる」とも言われています。
が、しかし
韓国の不動産バブル全然終わる気配がない!!
そう、終わるどころか2020年12月現在、韓国釜山の不動産価格は上がる一方。
もちろんソウルなどの地域も上がっていると聞きます。
日本ではマンションを購入した瞬間に中古物件となり価値が落ちてしまうのに、韓国ではマンションを購入した瞬間1000万円価値が上がったなんてことがざらにあります。
とても不思議ですよね。
▼先日知人宅を訪問した際のエピソードをここで紹介します。
知人宅はアパート(日本でいうマンション)で1階には不動産屋さんがあります。
いつもその不動産屋さんの前を通って知人宅へ行くのですが
私の知る限りそのマンションはだいたい32坪5億ウォン~6億ウォンくらいの相場でした。
数週間後いつものように知人宅を訪問したところ不動産屋さんの売り出し物件がなくなっていました。
え!こんなに売れたの!?すごく人気だなあ。
違うわよ。ここのマンション価格が高騰してみんなまだ上がるかもって売るのをいったんやめたの。
ええ!?!?
この物件のスペック
・築4年程度
・大団地(財閥系マンション)で棟がいくつもあり敷地は大きい
・ブランドマンションではない。
・交通の便は良くも悪くもない
・再開発地域ではない
韓国ではよくあるスタンダードなマンションタイプです。
上記にあるブランドマンションとは韓国で人気のマンション(ロッテ、ザシャープ、ジャイ等のことで別記事にて解説します。)
価格が上昇した原因を探りましたが分からず、住民も不思議がるほどでした。
▼韓国・釜山マンションの価格上昇実例
知人宅の釜山Aマンションの2020年7月以降の価格推移です。
全て低層階40坪タイプの部屋でした。
(※価格は1000ウォン=100円で換算しています。)
2020年9月から10月の1ヵ月の間に
マンション価格が1400万円も上昇しました。
きむこのおうちほしいな。でもこれじゃ無理だよ。
去年あたりまで47坪1億2000万円だったブランドマンションは1億5000万円になったり、
去年まで49坪7000万円だったマンションは8000万円になったりと
日本では考えられないことが起きています。
釜山不動産価格推移
2019年11月から2020年12月の釜山不動産価格推移です。
売買価格でみると2019年11月1㎡あたり283万ウォン(日本円で約283000円)だったのに対し、
2020年12月現在は1㎡あたり355万ウォン(日本円で約355000円)まで上昇しています。
約1.25倍上昇!
×3.3は坪換算にするときの値で
2020年12月現在 1坪1171万ウォン(日本円で約117万円)
つまり32坪の一般的なファミリータイプのマンションのお部屋で計算してみると
2019年11月 283×3.3×32=29,884.8万ウォン(日本円で約2990万円)
2020年12月 355×3.3×32=37,488万ウォン(日本円で3750万円)
約1年の間で760万円も差が出る(価格高騰)という結果に!
恐ろしすぎる…。
●最後に
私たちもいつかはマイホームがほしいと日々夢見ており、不動産価格にはやや敏感になっています。周辺の韓国人の話を聞くと韓国の不動産バブルはまだ続き、価格は大きく下がりはしないだろうとのこと。
今回は本当に韓国・釜山の一部のマンション価格について記事を作成しましたが韓国全体でみるとまだまだマンション価格の高騰が激しい地域もあります。
また、韓国不動産についての記事を作成していきたいと思っていますのでブログ購読よろしくお願いします。
目指せマイホーム!