韓国の不動産はどうなっているのでしょうか?
まずこの記事では韓国不動産について紹介します。
部屋タイプは日本と似ていたり・・・。
賃貸システムは韓国ならではのシステムがあったり・・・。
おもしろくもあり不思議だったりもする韓国不動産事情です。
ではさっそく見ていきましょう。
韓国の部屋タイプ(ファミリー向け)
アパート
いわゆる日本のマンションのことです。
20~25階建てのマンションが私の住む地域には多いです。
マンション
あれ?アパートとマンションの写真が反対じゃないの?
日本のいわゆるマンションは韓国語でアパート
日本のいわゆるアパートは韓国語でマンション
ややこしいね。
昔、えぎが学生なのに1人で「アパート住んでいる」
というから「お金持ち」だと思ったよ。
今思えば「アパート≠韓国アパート」だったんだ。
一軒家
ヴィラ
韓国の部屋タイプ(単身者向け)
ワンルーム
韓国のワンルームは冷蔵庫や洗濯機、デスクなどが
あらかじめ備え付けられていることがほとんど。
オフィステル
オフィステルとはオフィス(office)+ホテル(hotel)
を合わせた造語。ロフト付きの場合が多い。
ワンルームとオフィステルの差
ワンルームとオフィステルの違いってなんでしょう?
使用用途の違い:オフィステルは主として業務用施設であり、50パーセント以上が業務に使える空間・50パーセント未満が住居空間。
立地の問題:オフィステルの方が交通の便がよいところに建てられていることが多い。
管理費:事務所としての役割を果たすオフィステルはワンルームに比べ管理が行き届いている部分がある。そのため管理費はワンルームに比べ割高なことが多い。
コシウォン
受験生の勉強部屋として作られた施設。
受験生以外も入居可能で一人暮らしの学生等も利用する。
シャワートイレは共同のところもある。部屋は狭め。
※それぞれの写真はあくまでイメージで
実際のお部屋は多種多様なデザインです。
参考程度にご覧ください。
賃貸システム
売買/매매
家を買うこと。
賃貸ではなく持ち家になります。
ジョンセ/전세
保証金のみ。月々の家賃はなし。
まとまったお金の保証金を最初に払います。
詳しい説明はまた別記事にて。
ワンルームの場合は保証金が日本円で数百万円
ファミリータイプの場合は日本円で数千万円以上なんてことも。
ウォルセ/월세
日本の家賃制度とほとんど同じ。
保証金+月々の家賃を支払う方式。
韓国ならでは!?保証金制度
韓国の賃貸システムで忘れてはならないのが保証金制度です。
簡単にいうと最初にまとまったお金を大家さんにデポジットとして払い
部屋を退去するときにそのデポジットを全額返してもらえるというもの。
日本のように敷金・礼金はありません。
が、いうならば敷金・礼金みたいなものを払っても
退去時にはお金を全額返してくれるという不思議な制度です。
私もソウルに短期留学するとき、母にこの話をしたら
騙されているんじゃないの?
と言われてしまいました。日本人からすると最初に払った
お金を丸々返してくれるなんて信じがたいお話ですね。
ジョンセはまとまったお金が用意できれば家賃実質無料!
なんてこともあります。
ただしファミリータイプなどになるとジョンセのお金だけで
数千万円(都市部基準)なので実際はローンを組んでいる人が
多いのも現実です。
※ローンの利息分は銀行への支払いとなりこれが負担金です。
この保証金を返してくれないトラブルがあるとインターネットで目にする
ことがあるとおもいます。
「昔の話では?」と思うかもしれませんが2020年現在もそういう大家さんはいて
実際に私の身近でも事件は起きています。
十分に気を付けましょう。
ジョンセってなんで丸々お金が返ってくるの?
大家さん大丈夫?
韓国は昔銀行の金利がよくて
銀行に預けて大家さんは利息を
もらっていたんだって!
でも今は銀行の金利がかなり下がっていい条件で
ジョンセのおうちを見つけるのもたいへん。
最近はジョンウォルセ/전월세やウォルセ/월세
の家が増えたと不動産屋さんに聞いたよ!
いかがだったでしょうか。
韓国独特の賃貸システムなどがあるのですね。
これから韓国に住まれる予定のある方は要チェックです!
2020年現在韓国不動産投資はまだまだ熱いといわれています。
これからいろいろな話題で記事にしていきたいと思っています。
我が家もマイホーム購入が現在の目標であり、今後見守っていきたいトピック事項です。