こんにちは。
2023年11月、キムさん(夫)が韓国・釜山で鼻炎の手術をうけました。
結婚して以来、風邪でもないのにくしゃみと咳がひどく、病院を何件かまわって治療をうけてきましたが、治らず
それは本当に鼻炎?
今まであった鼻炎の人たちがいるけど、なんだか本当におかしくない?
と言い続け、釜山で鼻炎手術経験のある友人に病院を紹介してもらい、診療をうけることに。
その結果、100%手術じゃないと治りません。これはかなりひどいです。手術です。
と言われ手術をすることになりました。
手術内容
・慢性肥大性鼻炎/만성비대성비염
・鼻中隔彎曲症/비중격만곡증
受けたのはこの2つの手術です。
日帰り手術ですが、韓国では6時間以上の病院滞在を入院とみなすので保険は入院処理になります。
手術は全身麻酔で行われました。
手術は10時20分ごろスタート。
1時間くらいで終わりました。
手術は11時半ごろに終わりましたが、16時まで禁食(水も不可)
お会計をして17時半頃に病院を出ました。
手術後の経過
手術が無事に終了し、当日はひどい頭痛に悩まされていました。
鼻にチューブのようなものを入れて、翌日までとれず、それが原因となって頭痛が起きるとのことでした。
翌朝に病院に行き、頭痛はおさまりました。
手術が終わって3日間は毎日点滴をうけに通院します。
その後も週1~2日のペースで経過観察等で通院をすることになりました(手術後6週間目まで)。
キムさんはすでに手術をしてよかったと話しています。
手術費用など
今回の手術でかかった費用は下記の通りです。
合計3,120,100ウォン
日本円にすると31万円超!
韓国も保険はあって3割負担ですが、日本とシステムが少し違います。
鼻炎手術+彎曲症でこの金額ですが、鼻炎手術のみであれば150~170万ウォン程度が目安です。
韓国人の大半が加入しているシルビ保険(実損保険)を請求することで負担が軽減されます。
任意なので加入していない人もいますが、最低でもシルビは加入しておいた方がいい保険だと考えています。
シルビってなに?という方はこちらの記事を参考にしてください。
保険金の請求
手術から日にちもだいぶ経ち、カード請求日が近づいているのでその前に保険金を請求することにしました。
キムさん(夫)はシルビをA社、総合医療保険をB社で加入しています。
保険の請求はスマホのアプリを通して行うととてもスムーズなのでいつもアプリからしています。
事前に保険会社に連絡して必要書類を確認しました。
手術や病名、保険会社によって書類が異なるので注意です。
アプリで必要書類の写真を撮って必要事項を記載して送信。
カカオトークはLINEのようなメッセージアプリ
だいたい毎回当日か翌日(1~2営業日)で届きます。
※少額なため
審査担当者がついた翌日~翌々日に金額の通知と同時に保険金が口座に振り込まれます。
だいたい保険金を請求してから3日ほどあればいつも振込までが完了します。
額が少額(500万ウォンを超えたことがない)のため、期間は短いです。
何でも早い韓国、保険金の処理も早いようです。
振込された保険金総額
それでは保険金を請求していくらもらえたのか公開します。
・シルビ保険 支給額 2,519,160ウォン
・総合医療保険 支給額 750,000ウォン
合計3,269,160ウォン
総合医療保険は本来であれば100万ウォンの支給でしたが、保険加入から1年経過していなかったため、1項目保険金支給が50%減額されました。
分かっていつつも手術を急いだのでこれは仕方ないことです。
保険支給額 合計3,269,160ウォン ー 支払ったお金 合計3,120,100ウォン
=149,060ウォン
自己負担金0ウォンで手術ができたことになりました。
さらには+15万ウォン!
保険様様です。
シルビには加入時期によって補償内容が異なり、キムさんは2世代の加入でした。
私は3世代の加入ですが、保険料が高い分2世代の方が手厚い補償が受けられます。
現在は4世代へのみ加入が可能です。
総合医療保険も人によって内容が異なるため、参考程度にしてください。
最後に
韓国で今後、鼻炎手術をする予定のある方はまず保険がどのくらいおりるか確認されることをおすすめします。
日本で鼻炎の手術をすると病院での支払いは韓国よりも少ないそうです。
韓国はシルビ保険で請求して自己負担金を軽減させるという点が日本と大きく異なりますね。
手術も無事にうまくいき、保険金の精算もして健康と保険の大切さを再確認しました。