はじめに
最近、韓国から日本へEMSを送ることがありました。
そのEMSが2つのトラブルに遭遇し、冷や汗をかいたので紹介したいと思います。
今まで経験したことがないできごとでネットで検索をひたすらしてしまいましたが情報が少ない・・・。トラブルは起きずに平和に荷物が届いてくれることが1番ですが、いつか私と同じ境遇になった方のために記録を残しておきます。
1つ目の事件 税関で荷物が動かない
海外からの荷物は通常、日本に到着すると国際郵便局内で税関検査をうけ、その後最寄りの郵便局へ振り分けられて日本の荷受人のところに届きます。EMSは追跡サービスがあるので番号を入力すると荷物の状況が分かりますが、税関審査というステータスになって4日動かない。税関での審査というものは私の経験上、個人の普通の荷物(何も違反のない、関税が発生しない、EMS)であれば数時間で終わります。どんなに長くても2日あれば国際交換局から発送というステータスにかわるのですが今回は4日も荷物(EMS)が動きませんでした。EMSの場合は国際郵便中でも優先順位が高いので通関も他の国際郵便よりも早めだと聞きました。ちなみに東京国際郵便局の税関は土日祝日も通関作業を行っています。
これはおかしいかも!?
ここから私がしたことは・・・。
税関に電話!
東京国際郵便局に到着した荷物は東京税関が担当なので税関で繁忙期でもない時期に3日以上とまっている場合は電話での問い合わせがおすすめです。
電話番号:03-5665-3755
4日間通関されないことを伝え、EMSの追跡番号も伝えると、すぐに調査に入ってもらえました。
そして言われたのは「データが税関にないので東京国際郵便局のお客様センターに問い合わせてほしい」という内容でした。
そんなことってあるんだ・・・
そしてお客様センターに電話。
東京国際郵便局 お客様相談センター 03-5665-4200
上記のことを全て伝えるとまたすぐに対応してくださることに。「荷物がセンター内で行方不明」になっていましたが、無事に見つかりました。なんと荷物が行方不明だったのです!見つかり次第、すぐに通関へ回してくださるとのことだったのでお願いして一件落着。
2つ目の事件 送り先の住所を間違えた
荷物は見つかって一件落着と思いきや、私はとんでもないミスをしていたのです。
送り先の住所を間違えた!しかも結構盛大に!!
ママのバカ~!
幸いにもまだ東京国際郵便局内にあって、最寄りの郵便局には移動していなかったので本当に危機一髪。東京国際郵便局へ問い合わせすると
韓国の郵便局で送り先の住所変更の手続きを行うように案内されました。
そういう手続きができることを初めてしりました。
韓国をすでに出発していても住所変更ができるとは・・・。
4300ウォン必要でしたが無事に韓国で手続きを終えました。
手続きを終え、韓国郵便局(平日午後申請)から日本郵政へデータなど送るのに1日かかりました。
ちなみに住所変更は100%できるものではなく、韓国から日本への依頼が却下になる場合も稀にあると聞きました。
そして住所変更はここで終わりではありません。
受取人への住所変更の確認が税関から書面で届きます。
しかし、書面を待っていると時間がもっとかかってしまうので私は荷受人から税関へ電話連絡してもらうように頼みました。税関から荷受人へ書類の提出(内容物の金額が分かるもの)依頼もあり、メールで税関に提出してくださいました。いろんな方に迷惑をかけつつ、これで住所変更完了。「税関から名宛人に照会中」というのが住所変更の手続き中のときです。文章で書くとすごく簡単に、短時間で終わったかのようですが、数日かかりました。何はともあれこれで無事に荷受人に荷物を送ることができました。
2つの事件の結果、EMS配送にかかった日数
12日所要しました。
日本から韓国へのEMSで住所を間違って送った場合は?
ホームページには日本を出発したEMSの住所変更は対応不可のように書かれていましたが、送り先が韓国の場合は有料ですが住所変更を行ってもらえた方もいたようです。
また韓国はEMSのような場合は配達前に連絡が来ます。マンションの棟や部屋番号を間違えたくらいであれば、配達のおじさんに頼めばそこで訂正してもらえると思います。
まとめ
今回のEMSは本当に学ぶことの多い(?)配送になりました。住所の間違いに関しては本当に気を付けなければならないと思いました。相手にも迷惑をかけ、心臓にも悪い・・・。
最後に、韓国から日本の固定電話にどうやって電話をかけたのか?ということについてですが
「OTO無料国際電話」というアプリを利用しました。私の失敗経験がブログの読者さんの参考になれば嬉しいです。
・税関で3日以上、荷物が動かない場合は電話での問い合わせを推奨。
・住所変更は郵便局で手続き可能(有料)