はじめに
【経済的理由で大学に進学できず…】というフレーズを耳にすることがあります。
しかし、調べてみると給付型奨学金といって返済義務のない奨学金もたくさんあることが分かりました。
企業や地方自治体などが用意してくれたものです。
主に高校生や大学生が申請できる奨学金が多いのですが、
中には小中学生や美容専門学生が申請できる奨学金もあるので情報と知っておいたら役にたつことがあるかもしれません。
知っているか知らないかで大きな差が生まれるかもしれません。
そもそも貸与奨学金は借金になる
奨学金=借金なんて大学生の頃は考えることができず、奨学金であわよくば遊べるかもしれないなんて思っていたお花畑学生だったえぎです。お恥ずかしい。
この記事で紹介するのは給付型奨学金についてです。
返済義務のない奨学金。
大学など学業のために使えるように現金給付を受けられる。
ただし、学業成績や世帯収入など審査があり、審査が通過した者のみ支給される。
通常、希望者が多いため狭き門になることが多い。
学校の授業料免除制度を利用する
学校によっては授業料が全額免除または半額免除などになる場合があります。
世帯収入や成績を加味して審査が行われます。
奨学金ではありませんが、学生の経済的負担が減るので利用してみたい制度ですね。
私が大学生だった頃は審査は特別厳しくなく、1度申請してみる価値はある制度だと思っています。
特にひとり親家庭の友人は「全額免除」になっている子が多かったです。
また2020年には大学無償化制度が始まったので条件を満たせばそちらを利用することができます。
大学無償化制度とは
正式名称は「高等教育の修学支援新制度」という。
金銭的困難で大学・短期大学・高等専門学校・専門学校に進学できない子供たちを支援するための制度です。
①所得
市町村税の所得割の課税標準額×6%-(調整控除の額+税額調整額)の額が下記の表の金額に該当する
②資産 生計維持者が1人 1250万円 生計維持者が2人
これは株式等も含みますが不動産は含みません。
③学業成績
高校3年生・大学4年間の成績を提出し、支援の可否が決まります。
企業やNGO団体の給付型奨学金事業
企業が募集している給付型奨学金事業の一例です。
ブログに記載している以外にもコカ・コーラやソフトバンク、パナソニックなど様々な企業が学びたい学生を応援しようと奨学金事業を行っています。
医大生や音楽大生、文系の学生や理系の学生など分野別に募集しているものもありました。
詳しくは募集要項をご覧ください。
募集期間をよく確認して見逃さないようにしよう!
地方自治体の給付型奨学金
地方自治団体が奨学金を給付してくれる場合もあります。
こちらは大阪府の奨学金一例です。
各都道府県ごとに様々な奨学金が用意されていたのでぜひお住いの地域を確認してみてください。
奨学金を探せるサイト
「奨学金.net」というサイトでは給付型奨学金をくれる団体などをまとめて紹介しています。
誰でも見ることができるので条件に該当しそうな奨学金制度はないか確認してみてください。
なんとこのサイトのすごいところは奨学金申請のための申請書書き方の例文も掲載してくれています。
保護者向けページもあるので親子で一緒に確認できますね。
韓国は企業が従業員家族に支援してくれるところも
韓国では銀行や大企業に勤務している場合、子供の大学費用を企業が全額負担してくれるという制度もあります。
知り合いは兄弟3人、この制度のおかげで大学に無料で通うことができたそうです。
大学に進学する子供がいる人にとってはとても嬉しい制度ですよね。
留学生のブログ運営もおすすめ
韓国(海外)留学を準備している人やこれから大学生になる人、現在大学生になる人はブログを育ててみるのもおすすめです。
ブログが育つまでには相当な労力と時間がかかるかもしれませんが、月3万円の収入も得ることも決して難しいことではないと考えています。
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。
海外留学希望者向けの奨学金制度も多い
奨学金.net と見ると海外留学を目指す人向けの奨学金制度もありました。
JASSOの奨学金も有名ですが、文部科学省のトビタテ!留学JAPAN!等、探せば奨学金の情報が出てきます。
韓国留学希望者には狭き門とはされていますが大韓民国政府奨学金(各国1名程度)も有名です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は個人的に大学に進学してとてもよかったと思っています。
しかし、経済的な理由で大学を諦める人がいるかもしれないということはとても悲しいことです。
いろんな奨学金制度等を知ることで大学へ進学したい人が無事に進学できるといいなと考えています。
この情報をまだ知らない方に少しでも情報が行き届くことを願ってブログ記事にまとめてみました。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。